その運命から逃れられたと思ってたの
そっと牛乳の瓶を机に置く
そして一口にパスタをほおばったの
でもね君はそこに罠を仕掛けてたの
流星のように落ちる
滴が凄惨で
時を止めることも
ここから逃げ出すことも
出来ないというのなら せめて
最初(はな)からパスタを 鼻からパスタを
セカイ終末(おわり)告げる鐘の音が鳴り響く夜
これで最後の晩餐になるはずだったのに
後悔と憎悪(にくしみ)が
口の中広がって
悪魔になることも
支配者になることも
出来ないというのなら せめて
最初(はな)からセカイを 諦めたいよ
時を止めることも
ここから逃げ出すことも
出来ないというのなら せめて
最初(はな)からパスタを 鼻からパスタを
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kurogaki
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