定期的に現れて玄関前でうずうずしている
セールスマン。
何を届けてくるかと思えばただの薬。
怠惰性の薬。

「こちらお安くなっております」なんて言われても
要らないとでも言えればいいのだが。

献身的な心得なんぞどうでもいいのだろうが
セールスマン
弱っているところ付け込んでくるのは
卑怯とでもいうか

「疲れ取りたきゃ休みましょう」なんて甘い言葉
強引に断れればいいのだが。

揺らぐので、一口頂こう。
不安なので、一口頂こう。
忘れたいから一口頂こう。
喜ぶ、時間のセールスマン。

あの野郎の口車は上等過ぎる物だ
セールスマン
また来ますとか内心もう来なくていい。
でも来るのだろう

考えては、一口眠れそう
ダメもとで、一口眠れそう
嫌な事、一口眠れそう
不敵な時間のセールスマン。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

時間のセールスマン

 

閲覧数:28

投稿日:2011/07/19 20:48:28

文字数:346文字

カテゴリ:歌詞

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