催花雨(さいかう)

ひとりの帰り道は少し寒いかも
慣れたと思ったのにまだ違和感
時が過ぎれば移り変わっていけば
気にすることもなくなっていくのかな

ゆらりゆらゆら風に吹かれて
あの日より長くなった髪が揺れる
身長も少しだけ伸びたんだよ
でも記憶の中の君は変わらないまま

泣けなくてごめんね 愛せなくてごめんね
近かったからこそ知らなかったよ
君の笑顔も目線の意味も想いも
最後になってやっとわかったよ 
遅くなってごめんね ありがとう


ふたりの帰り道は楽しかったよね
ふざけてバカだなって笑いあって
時が過ぎては移り変わっていって
私の背丈通り越していく君

ふわりふわふわ思い出す過去
あの頃は泣き虫だった君がいた
アルバムを捲るたび色が付いて
ああ いまさらだけどやっとやっと泣けたよ

うるさくてごめんね 返せなくてごめんね
同じ好きじゃなくてほんとごめんね
君の笑顔も目線の意味も想いも
昔から変わらない愛だった
泣き虫は私だね さようなら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

催花雨(作曲募集)

咲かずに、つぼみになる前に形を変えた花。
雨を浴びていつか、つぼみから花咲く日があることを信じて。

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投稿日:2023/02/07 01:09:35

文字数:429文字

カテゴリ:歌詞

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