気がついたら変わらず雲の上
何かしらまた間違ったんだな
笑えすらしないな 儚い私は
溜め息吐き雲の上から落下

私は雨降られじゃ無くて
だって私自身冬の雨
春だった頃が懐かしいね
ただ春だけ恋しいね

私は変な六角形
雪にもなれずにふと零れ
「春にもならば清き川瀬」なんて 現の夢

灰色 クラクション 煙る空気を縫いつける車のライト
そぅっ、と ぼぅ、と 到頭末路 見えてきたあのアスファルト

また光をすり抜けて私は弾けることが出来たみたい
だから私はまだ明るい夢と悪夢の狭間をキラキラ舞う


私は一人善がりな雨
雪になることが夢の雨
ただただ冷たくなりたくて
そして消え去りたい

けど 胸の 奥ではもう ボコボコ沸騰しそうなんだ
喧騒 クラクション 吹き出そう 嘘が壊れてしまいそう

分かってはいけない胸の奥の奥 そこにある深い水溜り
知らない振りしてきた四個目の欲 私の瞳に涙浮かぶ


分かってたはずの胸の奥の奥 ほんのりとすら感じられない
春の香り今は冬で私は冬の雨なんかじゃなかった
雨降られなんだそして泣いている 過去にしなきゃいけないんだ
車のライトの陰に落ちていく 涙を置いて明日へ進もう


==========================かな割り==========================


きがつい たらかわらず く もの うえ
なに かしらまたま ち がっ たんだな
わらえす らしないな はかない わた しは
た め いきつきくも の うえかららっか


わたし はあめふられじゃなくて
だっ てわた しじしんふゆのあめ
はるだ ったころがなつかしいね
た だ は るだけこ い し いね

わたし はへんなろっかくけい
ゆ きにも なれずにふと こぼれ
はるに もならばきよきかわせ なんて うつつの ゆめ

はいいろ くらくしょん けぶるくうきを ぬいつ け る くるまの らいと
そっと ぼっと とうとうまつろ みえて き た あのあす ふぁ ると

またひか りをすりぬけ て わた しは はじ けることがで き た み たい
だから わ たしはまだ あか るいゆめと あくむのはざま を きらきらまう


わたし はひとりよがりなあめ
ゆきにな ることがゆめのあめ
ただた だ つめたくなりたくて
そして きえさり たい

けど むねの おくではもう ぼこぼ こ ふっとうしそう なんだ
けんそう くらくしょん ふきでそう うそが こ わ れてしまいそう

わかって はいけないむねの おく のおく そこにあるふかい み ず たまり
しらない ふりしてきたよん こめ のよく わ たしのひとみ に なみだうかぶ


わかって たはずのむねの おく のおく ほんのりとすらかんじ られない
はるのか おりいまはふゆ でわ たしは ふゆ のあめなん か じゃ なかった
あめふら れなんだそして ない ている かこ にしなきゃい け ないんだ
くるまの らいとのかげに おち ていく な みだをおいて あ すへすすもう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

冬の雨じゃなかった。【使ってくれます】

人様の楽曲で書かせていただいた詞。

閲覧数:282

投稿日:2018/01/28 21:40:03

文字数:1,288文字

カテゴリ:歌詞

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