街の歩道橋 跳ねる水滴 濁る水溜まりを蹴っ飛ばして
水面に映る 青い空なんか 知らんぷりしてさ本当はそう
向き合えるのに 新品のくつ汚して あのときの笑顔 見ないふり
*『まだ帰らないよ』知らない猫に話しかけた でも本当は 知っていて
『まだ帰れないよ』だってまだこんなに汚れた僕が 太陽は真上を指したあと少し
月が白く輝きだして 星達の歌が遠くに聞こえる
走る僕には 関係ないだろう? 耳を塞いだ 負けたくないから
まとわりついてきた 昔の僕が笑う 今の僕にはなにができるの?
*『まだ帰らないよ』今度は自分に言い聞かせてた カッコつけてらんない
『まだ帰らないよ』あの日の猫はどこに行っちゃったの でもホントは
自分に向けた言葉だろう? 帰ろうよ あの日の君がいなくなろうとも
太陽は朝告げる
カウントダウンしよう 123とで数えたらそこは もう知らない
まだ見ぬ世界へ飛び出す
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