するりと、滑り込ませたフルーツゼリー
だって君がいなくちゃ僕はすぐに風邪を引く

やっぱりさ
離ればなれになる前に君を
ゼリーの中に閉じ込めておくべきだった

辛くなったら取り出しては眺めてみる
そうできるなら問題はないよな

会えなくたって大丈夫だよ
おもいでだってたくさんある
テレフォンだってメールもある
大人になって君と会えば

いつだって笑いながら過ごそうよ
そんな二人になれると信じて

そりゃまぁやっぱ会いたいけど
我儘ばっか言えないから
会えなくたって頑張るから
見えなくたってここにあるよ

確かに覚えている温もり
忘れないように何度も取り出して

「ただいま」と君が帰ってくるその手が
外の空気で冷たくなってる
そして僕のこの手の熱で包んで
君の手を温めたい

赤い実
ゼリーの底に沈んで僕を呼ぶ
スプーンですくえば逃げる君を追いかけ
待ってろよ
すぐに君をすくい出してあげる
だから君に届くまで僕を待ってて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ゼリーと微熱

フルーツ=フルウツ
ゼリー=ゼリイ
過ごそうよ=過ごそ‐よ
大丈夫=だいじょぶ
スプーン=スプン

歌詞応募用作品


http://piapro.jp/t/dg9p

閲覧数:143

投稿日:2012/02/27 01:18:09

文字数:414文字

カテゴリ:歌詞

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