きみが笑うと ぼくもとても嬉しいんだ
それから きみが泣くと ぼくも悲しいんだ
苦しみも悲しみも ぶつけてぶつけられて
これが「愛」だと言い聞かせて
寄りかかられて 共倒れ
ぶら下がった麻縄に そっと首を掛けたら
愚かなぼく達の脈動を 止めてくれるんだろう
ぼくが怒ると きみはとても哀しそうで
行き場のなくなった想いを そっと呑み込むんだ
苦しみも悲しみも ぶつけられるばかりで
これが「愛」だと言い聞かせて
支えられずに 共倒れ
屋上に揃った靴と 封じられた手紙
手首の紅い痕諸共 空に投げるんだろう
すれ違った哀しさに きみの首を絞めたら
その瞳に映るぼくは 酷い顔をしていた
愛し合った苦しみに 目の前に縋って
愚かなぼく達は互いを 生かしていくんだろう
00:00 / 02:41
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想