1a
君のうす暗い部屋の
夜はずっとそのまま
褪せた仄白いブルー
遠いエンジンの音

1b
このつよい香りは
硬い素肌に触れて
四月のけはいを知る

1s
汗をかいた冬のおわり
白い煙の音だけがする
君の横顔がかすめる

もう会えない今日のために
傷をのこすのなんて嫌だよ
情けない顔はしないで


2a
君のあたらしい街の
夜はちょっと華やか
痩せた街灯のきいろ
焦げて鼻をつく雨

2b
あのつよい苦みが
柔い内蔵(を)抜けて
三月、サヨナラする

2s
汗をかいた冬のおわり
白い煙の音だけがする
あとの事はもう忘れる

まだ見えない明日のために
傷をのこすのなんて嫌だよ
情けないズルはしないで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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さよなら、三月

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投稿日:2017/04/03 08:02:52

文字数:301文字

カテゴリ:歌詞

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