西方から残り香。
仄かに震えては、静かに沈んでいきました。
みんなが君を黄昏れていきます。
……私には、それがとても怖かった。

「一緒にそこまで歩いていきましょう。」
そう約束したから。
私はまだ進めないまま、ここにいるのです。

陽加暮礼天。影仁墜川。恋焦加礼天。胸遠撃川。時加枯礼天。虚之幾波何。
気加狂礼天。君遠待川。会焦加礼天。君遠待川。雲加久礼天。淋之幾波何。

どれほどこの手が四角くても、
鯨がいた海には、もう潜ることができません。
白い水面は、最も光には程遠いから。

ねえ、一番星になれましたよ。
それでも私には、この空を染めることはできません。
……やっぱり、君にはかないませんね。

陽が暮れて 影に墜つ。
恋焦がれて 胸を撃つ。
時が枯れて 虚しきは 何。
気が狂れて 君を待つ。
会焦がれて 君を待つ。
雲がくれて 淋しきは 何。

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淋しきは

閲覧数:24

投稿日:2025/02/07 01:12:09

文字数:382文字

カテゴリ:歌詞

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