学校という檻に閉じ込められて
私が見ていた風景は
ひどくひどくゆがんでいて
見るに耐えないものでした
朝からずっと似たような
つまらない教室で
繰り返される授業は
私の思考力さえ奪う
お昼の鐘がなり
一斉に騒がしくなる学校は
モンスターでもいるのですか?
って聞きたくなるような怒号で
溢れていた
いやだイヤだ嫌だって叫んでも
永遠に終わらない授業は
むりだムリだ無理だって叫んで
私の悲鳴さえも掻き消した
もうずっと先さえ見えなくて
暗い道をひたすら歩かされて
終わりを迎えようとしている
私の腕を引っ張って現実へと
導こうとしているあなたは
「誰?」
学校という檻に閉じ込められて
君が見ていた風景は
ひどくひどくゆがんでいて
見るに耐えないものでした
ずっと続いてる悪質な
つまらない嫉妬が
繰り返される関係は
僕の判断力をも奪う
好きだの嫌いだのどっちだって
いいじゃないかそんなの
どこからどこがプライバシー?
境界線ちゃんと作ってよ
まってマッテ待ってなんて叫んで
消えゆく君に手を伸ばしてみても
ほらねほらねほらねなんて笑って
終わりを今迎えようとしている
もうずっと下さえ見えなくて
細い道をひたすら歩かされて
現実と夢との狭間で迷ってる
君の腕を引っ張ってこっちに
導こうとしている僕は一体
「何?」
もう先さえ下さえ見えなくて
どんな道さえ分からなくてさ
どれが現実か夢か迷ってるね
君と君の腕をほら引っ張って
導いたその先に見つけるのは
「 ?」
今、
お互いがお互いに手を取り
この錆び付いた風景にメスを入れ
新しくなるのはいつの日か
楽しみに楽しみにしておきますか
案外学校も悪くないですね
そう言った君の腕を引っ張って
今飛び込む先は
「どこ?」
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