名前の呼べるすべてのものを
見上げるだけだった頃
背伸びして覗き込んだ景色は
私の世界とは違ってた

いつか追い越せると信じていた大輪
途切れ途切れの日記
色褪せても どこかで歌う声

穏やかに (笑う君を見た)
滲みだす (気持ち膨らんで)
軽やかに (飛び出した季節)
溢れだす (鮮やかな光)

明日目指す疾走線 その背中に乗って
行き着く先には何があるのだろうか
大地馳せる疾走感 遠くても構わない
だけど必ず彼の元へ送り届けて

10センチ四方の紙きれしか
飛ばせるものがないから
山のように積んだ石の上で
爪先立って目を凝らすの

いつもただ静かに眺めていた虹色
言葉さえ浚われてしまう
懐かしい香り
手を伸ばせば届いたから
持ち帰れなくても良かったの

泣かないよ (ずっとここにいて)
逃げないよ (約束したから)

未来描く疾走線 私を導いて
振り返る彼の伸ばす手を取るために
身体巡る疾走感 ゴールはもうすぐよ
きっと必ず彼の元へ辿り着くから

穏やかに (笑う君を見た)
滲みだす (気持ち膨らんで)
軽やかに (飛び出した季節)

尽きない願いを抱え走る

明日目指す疾走線 その背中に乗って
行き着く先には君が待つ夢見た世界
止まらない疾走感 変わらない笑顔で
きっともうすぐ彼の胸へ飛び込むんだから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

◆ CISSOID(Ver.Application,July2009)

RD911さまの歌詞募集曲に応募させて頂いたものです。

幼心に夢見る未来。未知の世界への憧れ。早く大人になりたいと願う気持ち。
純粋な希望はどこまでも明るく輝く。
望んだ通りの未来がそこにあるとは限らないけれど、それでも。
確かに存在した、あの頃。

……そんな内容の歌詞です(って余計に分かりづらくなったような)^^;

タイトル「CISSOID(=疾走線)」は専門用語なので隠喩解釈なのですが……。
自分の中で異様にしっくりきたので(笑)そのままつけました。

予想以上に可愛らしい(?)内容に仕上がってしまったような気がします。
自分自身これを書いていて妙に懐かしい気持ちになりました^^

閲覧数:100

投稿日:2009/07/17 22:29:51

文字数:563文字

カテゴリ:歌詞

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