(A)
―午後10時 少し過ぎ
窓を覗けば 煌めく星
片手には ミルクティー
冷めそうで 飲み干した
(B)
コップの底には 砂糖
溶けきれてなかったみたい
混ざり合う ものもなくて
行き場がなくなってしまった

(サビ)
まるであたしみたいじゃない?
いくら居たくても届かない
そんな時はすぐにあなたの
-声-が聴きたくなるの
「電話していい?」
「今すぐ逢いたい」
ちょっと我慢して 飲み込んだ



(A)
お昼時 少し前
窓を覗けば 眩しい太陽
ポケットに 乗車券入れて
急ぎ足で 家を出る
(B)
バス停には女の子が一人
そわそわしながら 待ってた
一台到着 と同時に
降りてきた彼が笑顔を向ける

(サビ)
まるであなたみたいじゃない?
あたしが落ち込んでても
無茶なお願いしても
素敵な笑顔たくさんくれる
「手を繋いでいい?」
「寄り添いたい」
ちょっと我慢して 飲み込んだ



(B)
しばらくバスに揺られ
到着のアナウンス
目指すは あなたの待つ
「電車乗り場 中央口!」

(サビ)
仲良さそうに歩いてる
見知らぬ二人の横をすり抜け
だんだんと歩くスピード
あなたに向けて早まる
『今どのあたり?』
「手前の高架下」
電話にぎりしめ 逢いたくて―

ここでおしまい“私”の話
続きはもうわかるでしょ?
私とあたし 君とあなた
そうこれは“私たちのお話”
「ミルクティー飲む?」
「甘めのやつで」
今度は砂糖もしっかり混ぜるね



**読み**



―ごごじゅうじ すこしすぎ
まどをのぞけば きらめくほし
かたてには みるくてぃー
さめそうで のみほした

こっぷのそこには さとう
とけきれてなかったみたい
まざりあう ものもなくて
いきばがなくなってしまった


まるであたしみたいじゃない?
いくらいたくてもとどかない
そんなときはすぐにあなたの
-こえ-がききたくなるの
「でんわしていい?」
「いますぐあいたい」
ちょっとがまんして のみこんだ



おひるどき すこしまえ
まどをのぞけば まぶしいたいよう
ぽけっとに じょうしゃけんいれて
いそぎあしで いえをでる

バス停にはおんなのこがひとり
そわそわしながら まってた
いちだいとうちゃく とどうじに
おりてきたかれがえがおをむける


まるであなたみたいじゃない?
あたしがおちこんでても
むちゃなおねがいしても
すてきなえがおたくさんくれる
「てをつないでいい?」
「よりそいたい」
ちょっとがまんして のみこんだ



しばらくばすにゆられ
とうちゃくのあなうんす
めぜすは あなたのまつ
「でんしゃのりば ちゅうおうぐち!」


なかよさそうにあるいてる
みしらぬふたりのよこをすりぬけ
だんだんとあるくすぴーど
あなたにむけてはやまる
『いまどのあたり?』
「てまえのこうかした」
でんわにぎりしめ あいたくて―

ここでおしまい“わたし”のはなし
つづきはもうわかるでしょ?
わたしとあたし きみとあなた
そうこれは“わたしたちのおはなし”
「みるくてぃーのむ?」
「あまめのやつで」
こんどはさとうもしっかりまぜるね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

遠い距離だから/とおいきょりだから

彼氏彼女の再会のお話

閲覧数:91

投稿日:2010/10/26 04:18:48

文字数:1,317文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました