『夏の類い』
俯いた僕と扇風機よ
ヌルい風も、ヌルい心も、
冷やしてくれよ くるくる
錆びついた孤独 舐めてみれば
汗の味が、涙の味が、夜空に溶けた
今日は星がキレイですね。ほら!
花火を一緒に打ち上げましょう ひゅらら
散る花の先に、浮かび上がる
夜空の灰色 これは胸に染みたな。
まるで僕だ
俯いた僕と扇風機よ
乾かし足りないものは
なんだ おしえてくれよ
嗚呼
今日は星がキレイですね。ほら!
花火を一緒に打ち上げましょう ひゅらら
愛して 恋をして
これも夏の類いか。
愛して 恋をして
これが最後の夏の類い。
今日は星がキレイですね。ほら!
花火を一緒に打ち上げましょう ひゅらら
『夏の類い』
花火は、キラキラしてて、どっかーんってしてますが、その後に味わえられる余韻がスキです。
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