A)草原に吹く風 鉄の香(か)を運ぶ
 戦いの火蓋が 切って落とされた
 キミへの想いと 復讐を誓って
 愛馬に鞭を打ち 草原を駆ける

B)小太刀を握る手 細かく震える
 それは恐れか 怒りのためか
 人に剣を向け ぼくはただ進む
 後悔などもうしない 

サ)銀の小太刀をその手に駆け抜け
 叫ぶ声は天を覆い尽くす
 空の向こうの歌姫まで
 どうか届くように

 土煙の向こうの石の街
 この戦いを引き起こした街
 堅く閉ざした鉄の門
 無理矢理に開いた


A)穏やかに微笑む 草原の歌姫
 石と草をつなぐ 平和の御使者

B)石の街から 戻ってきたキミ
 冷たい身体を染める深紅
 ごめん キミの望む 「石との仲直り」
 ぼくにはとてもできそうにない

サ)銀の小太刀を堅く握り締め
 目に映る全てを斬り払った
 キミを奪った 石の兵
 許せそうにないんだ

 風のように駆ける少年兵
 彼の後ろに伸びる赤い道
 だけど 彼の心の穴
 癒されることはない


C)銃声が止んだ 荒れた大地にぽつり
 小太刀抱えて枯れた空を見上げる
 こんなことしてもなんの
 意味もないこと 分かってる
 どんなに嘆いてみたところで
 歌姫は還らない


サ)銀の小太刀はもう必要ない
 キミからの贈り物だとしても
 キミのいないこの世界に
 守るものなんてない

 不意に頬に触れた冷たい粒
 大空から舞い降りてくる粒
 空の向こうで歌姫が
 泣いているのだろうか


サ´)ごめんね 歌姫

 「ありがとう ありがとう」

 そう微笑んで歌うキミ
 夢か現か

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

無題

ゲームしてたら描きたくなりました

閲覧数:110

投稿日:2011/01/27 22:24:32

文字数:679文字

カテゴリ:歌詞

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