春をまとう風が運んだ 甘い甘い 四月の香り
少し優しい雨に打たれて ひらりひらり 花びらは散る
白い雪は季節に溶けて 淡い淡い 色彩の中
君に似てる姿に見とれて ゆらりゆらり 記憶を辿る
「二人だけの秘密だね…」待ち合わせた春の公園
思い出はあの日のまま 咲き乱れた綺麗な花
桜舞い散る季節に 誘われては結ばれて
はしゃぐ君を見つめてた
瞳閉じて「愛してる…愛してるよ…。」
三度目の春が来ても 変わらないと思ってた
僕は今、君を歌う…
募る想いとは裏腹に 遠く遠く 霞んだ景色
揺れる長い黒髪の先 ふわりふわり すれ違う日々
「ねえ何も話さないの?」細い声はやけに震えて
実らない花はまるで 過去にいた二人に重なる
あの頃は無邪気すぎて なのに素直さに欠けて
いつか君を泣かせたね
涙声で「もういい…もういいの…。」
君の気持ちを知らずに 夢だけを追いかけてた
僕は今、君を歌う…
桜舞い散る季節に 誘われては結ばれて
はしゃぐ君を見つめてた
瞳閉じて「愛してる…愛してるよ…。」
あの頃は無邪気すぎて なのに素直さに欠けて
いつか君を泣かせたね
涙声で「もういい…もういいの…。」
桜雨は降りだして 初めての恋が終わる
やがて時が流れても
忘れないで「バイバイ…バイバイ…。」
今頃は違う場所で 同じ桜を見てるの?
君は今、何を想う…
僕は今、君を歌う…
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