教室の端
窓際の後ろ掃除ロッカーの近く

それがその少女の定位置
いつでもスカした姿勢で
文庫本小説読書中

眼鏡の許す範囲だけが あたしの視野
固定概念と学校の制服に征服された心は
勉学にしか興味を持たず 今日の読書は遺伝子工学


夕焼けの窓
差し込む日で伸びる影放課後に

それがこの少女の覚醒時
掃除ロッカーに隠した
アコースティックギター掻き鳴らす

眼鏡をはずす時間だけが あたしの音
優等生徒と学校の肩書きとレッテルの張られた中身は
音楽にしか心許さず 今日も新しい歌をつくる


少女のふたつの顔が声が
正しくて歪んだ美を奏でてる

眼鏡の許す範囲だけが あたしの視野
固定概念と学校の制服に征服された心は

放課後に 放課後に


アコースティックギター掻き鳴らす

それがその少女の定位置

それがこの少女の覚醒時


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

放課後少女の覚醒時

2面性があるくらいが、ちょうどいい。

閲覧数:171

投稿日:2012/02/04 02:58:02

文字数:373文字

カテゴリ:歌詞

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