【オリジナル曲】細雪【初音ミク】

～概要～
（あれ？　前に投稿した時はなんて説明してたっけ…？）

あなたは、私のこと……覚えていますか？
そう、子供の頃、いつも一緒にいましたよね。
特に雪が降ったときは、よく一緒にはしゃいだものです。
あなたはすぐに引っ越してしまったから伝えられませんでしたが
実はあの時、ずっと心の内に秘めていた想いがあったのです。

今年も、雪が降り始めましたね。

～作者コメント～
知っている人は知っている
去年賞味期限が切れた曲です。あぁ懐かしいｗ

メロディが『炎天華』とそっくりとか言っちゃダメです！

11/12/20
ほんとにホントの完成です！

～歌詞～
窓を開けて　ふわり　細雪

空から舞い降りる　白い雪を見上げて
子供の頃にはしゃいだ　記憶がふと蘇る
急いで外に行って　君は傘も差さないで
真っ白になるまで　一緒に遊んだね

淡くて切ない思い出を
呼び覚ます冬の宝石

窓を開けて　ふわり　細雪
眩しくきらめく白　頬を撫でゆく冷気
触れては　消える　君の記憶
寒い季節の　贈り物


積もった雪の上を　ゆっくりと踏みしめて
白銀の世界に　君の影を探した
無邪気な頃のように　雪玉も作らずに
無駄だと知りながら　一人立ちつくした

永遠に続くと信じてた
君と過ごしていた時間

窓の向こう　遊ぶ　子供たちが
とても懐かしくなって　胸がちくりと痛む
あの日の　雪は　解けたけれど
まだ凍てついた　恋心


窓を開けて　想う　君の笑顔
寄り添う帰り道に　繋いだ手の温もり
儚く　漏れる　白い吐息
「……寂しくないよ」

もう届かない　遠い　温かさも
この冷たい季節が　思い出させてくれる
あの日の　君に　会えなくても
心にそっと　細雪