当たり前の二足歩行
そりゃま一応人間だからね

見厭きたこの町馴染む事も無く
歩んで来たけど募る異物感

気を紛らわせてみても満たされる筈もなく
自分が望んだ真実が僕を苛む

夢中になっていたいと願ってみても
毎日をこなす事に精一杯な日々

当然今日も惰性労働いえいえ仕事は嫌じゃないけどね
貰った紙切れ消費してみるけど
本当に欲しいもの手に入る訳じゃない

渇いた心疼いても涙は出ないけど
誰かの特別でいたいと望んでしまう

消えてしまいたいと願うこんな僕に
愛する資格なんてきっと無いんでしょ

例えば僕を愛するとして君は幸せでしょうか
この場所に居ることは許されますか？

消えてしまいたいと願うこんな僕は
愛される権利なんて本当は無いんでしょ

でも欠けたものばかりのこの姿で
失くしたもの全部集めてみせるよ

きっと…