星好きの君を連れて
星月夜にくり出した
頬好きの僕は君の
鬼灯にみたいな顔に見とれてた

僕は馬鹿で、臆病で、そのくせ、また下向いて歩いてて
こんな駄目なやつは、君に見合う訳ないなあ

君は馬鹿の臆病に「その癖、直したほうがいいよ。」って
下向いて歩く僕に、頬を擦り寄せてきた

風が吹いては止まって
影が一つ、まとまって
君に「こんな僕でいいの?」って聞いて
こんなにも苦しくなって
影は二つ、まとまって
風が吹いては止まないよ
君は「こんな僕でいいよ。」って言って「こんな僕がいいよ。」
言い直したら、風が抜けた
擦り寄せた筈の頬を……



星好きの君は笑って
星月夜にくり出した
鬼灯の君の顔が
頬好きにさせてくれたんだよ

僕は、馬鹿で、臆病で、そのくせまだ何かが欲しくて
手を引く君を、僕の方へと擦り寄せた

風が抜けては困って
影が一つじゃ足りなくて
「君は寂しさ埋められるならどうせ誰でもいいんでしょ?」
風が吹いては止まって
影は一つでまとまって
君は「寂しさ埋められるだけじゃないよ。」って言って泣いて
手を離したら、影は切れた
擦り寄せた筈だったのに……



風が吹いては止まって
影が一つじゃなくなって
君と埋めた寂しさの上に積み重ねたものを知って
影が二つ、まとまって
風が吹いては止まないよ
君はこんな僕にも「いいよ。」って言って
「こんな君がいいよ。」って言い換えしたら、風が止んだ
影が一つになったから……



星好きの君を連れて
星月夜にくり出した
頬好きの僕は君の
鬼灯にみたいな顔に見とれてた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

星月夜

よろしくお願いします。

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投稿日:2012/06/23 21:31:05

文字数:667文字

カテゴリ:歌詞

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