間違いはない。
何度も確かめてきた
飽きが来るほど繰り返している事さ
それなのについ
躓いて伸ばした手が
となりを歩く肩を引きずり倒した
昨日見た夢の場面のようにプツリ
途切れるように失くしたんだ探さなくちゃ
昨日今日明日のどれに答えはあるだろう
振り返って見つけても戻れない
躓いて嫌になって投げ出してしまった迷路
目印を見過ごしていたあの場所を
僕は歩いている
星も見えない明るすぎる都会(まち)の夜空
どれもがきっと星より大事な灯り
その内ひとつが僕を照らしているけど
邪魔で仕方ない 一番星が見えない
昨日見た夢覚えてないよもう
そんなのはどうでもいいからさ探さなくちゃ
大切なもののために生きるつもりだったのになあ
もう役立たずの身体(がらくた)は
いつ棄てていい?
ねじ曲げて輪になって出口を無くした迷路
諦めかけの笑顔で真夜中
僕は走っている
昨日今日明日のどれに答えはあるだろう
振り返って見つめても戻せない
躓いて嫌になって投げ出してしまった迷路
諦めかけの笑顔の真夜中
昨日にも明日も
見つけられれば在るだろう
手に平ほどの小さな温もりを求めて
家路に着く
見つけよう
僕らは歩いている
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