タイトル:余熱の恋
夢を掲げて あとは待つだけ
こんな恋じゃ心に 火が通らない
傘もささずに 濡れていただけ
こんな愛じゃ夜道に 燈は灯らない
恋はきっと 一つの完成品で
最後まで紡いで 味になるのさ
さよなら 明日の眩い日差しよ
私は 永遠の闇に飛び込む
二つの月が 「朋」になったとき
きっと それが夜の終わり
愛はきっと 一つの皿の上に
全部食べつくして 糧になるのさ
さよなら 今日を照らしてる影よ
二人で 世界の果てを目指す
朋が砕けて 「無」になったとき
きっと それが宵の調べ
巡り巡る 余熱の恋
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