恋風鈴

初投稿です。

【歌詞】
君のことが好きなんだ とでも言えばいいんだろうか
この煩い心が がなり立ててくる 移ろいゆく感情
こんな風じゃ この感情も届かないな
いつも視界のどこかには ハイライトされた君が居て
この世界を色づけたのは 他でもない君だった

なんて事のない日だった パッとしない君は
私今まで知らなかったんだ 君が優しい人だって
いつからなのだろうか 君の優しさだけが
特別なものになったのは

揺られどもならぬ風鈴 君には私のこの鐘の音が
聞こえてしまいやしないだろうか
きっとこのままじゃ居れない そんな予感を
今は目を背ける

君のことを見つめると 行き場のないこの疼痛が
不確かで証左もないはずの この心に降り積もる
今日もなんて事のない青春の 1ページに交わされる
ふと交わる君の視線 私の時間が止まる
君は気にもしないだろうけど この火照りを冷ますのは
いつもの教室の機械的な冷気だけだった

揺られどもならぬ風鈴 君には私のこの鐘の音が
聞こえてしまいやしないだろうか
恨んだりなんかしないよ でもこの痛みは
誰のせい？ 心ぶれた言葉が そっと地に落ちた

心はどうしていつもそう そう口にするのは簡単で
またこのモヤモヤが 私を隠してしまうのだろう
君の言葉はいつの間に 私の本当(ぜんぶ)をかき分けて
きっと暴いてしまうのだろう

揺られどもならぬ風鈴 君には私のこの鐘の音が
届くだろうか
きっと何かが変わる もう手が届きそうなこの距離も
失いたくはないあの日々も また明日ね