反発し合うSとN 磁石の両端SとN
二つに割ってもSとN どちらも同じSとN
それぞれおなじSとN Sだけ Nだけ なんて無理

それは おんなじ 人間も



右だ 左だ 分かれても どちらダケ なんて なれない
保守 革新 と言ったって 何を変えるの? 何を守るの?
民主主義と社会主義 共産主義と資本主義…
イデオロギーに しても同じ どちらもヒトの 作るクニ

それぞれ中で 両端できる どちらか排除 したくとも
し尽くすことなど 絶対無理! そんなところで 生きてユケない
社会なんて 営めない 人間では いられない



反発し合うSとN 磁石の両端SとN
二つに割ってもSとN どちらも同じSとN
それぞれおなじSとN Sだけ Nだけ なんて無理

それはおんなじ 人間も

割っても割ってもSとN どこまでいってもSとN
そんなことに拘れば どんどん小さく なるばかり
両方あって 一つの磁石 どちらも必要SとN

それはおんなじ 人間も



本当は 引き合う SとN 違いが 引き合う SとN
だから 繋がる SとN
おなじ おなじで 集めれば つらさ つらさが 増すばかり

本当は おんなじ SとN 向きで 惹き合う SとN
だから 纏まる SとN
違い 違いで 引き合えば  強く 揺るがぬ 一体感

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

磁石(to the last extremity)

もちろんメタファーとして、
…私はそれらを“同じだ”と考えている。

…のだけれども…、
「そうは考えられない」という方も、居るのでしょうかね。

しかし、歴史を見て、
イデオロギーに拘れば、どこでも虐殺に向かう。
純粋に理念に囚われ、縛られるほど、その組織は同胞を討つ。
自らにおいても、自己の存在の否定へと向かう。

「それはレアケースだ!」と言われれば、反論できない。

ただ、命を賭すまでに純粋に理念を掲げられる存在も、
また、レアな存在ではあるでしょう。



そして、ひとは、
自分にできないことを、やってみせるから尊敬できる。
自分の苦手なことを、請け負ってくれるから感謝できる。
相手が必要で欠かせない存在となる。

自分にもできることを、誰ができたって尊敬などできやしない。
自分の得意なことを、代わりにやられたって不満と嫉妬が募るだけ。
そんな相手は欠かせないどころか、目障りな存在でしかない。

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投稿日:2008/04/28 17:50:35

文字数:563文字

カテゴリ:その他

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