赤色の華が 煌夜に積もる
ブーゲンビリアの咲いた夏・・・?

少女の描く物語
揺られて消えた夢語
彼女はひどく楽しげに笑う
沈む焔に灼かれながら

夏を知らない"彼女"はいつか
冬も巡らずに枯れ落ちる
夕陽の丘の冷たい風も
白い檻にはわけもなく

絵筆の描いた"少女"の深淵
運命すら呪うことなく
未だ叶わぬ日を思いながら
真焔の海へ墜ちていく


鍵の世界がまたひとつ
影を落としてもうひとつ
全てが過去に変わるときまで
描き続けた"少女"の肖像

窓の向こうの景色はいつか
僕の手の外へおちていく
それならばこの世界でだけは
君の隣で笑いましょう

鏡に合わせた彼女の深淵
夕陽の丘を照らし出して
その焔だけを燃やしながら
深遠の道を駆けて往く

赤色の華が 煌夜に積もる
運命すら呪うことなく
生命の焔の物語
或いは・・・『真焔ランジェッタ』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

真焔ランジェッタ

(何かに挑むような目をした少女でしたと彼は言った)
(絵を描くことで神をも越えられるとでもいうような彼女でした)
(彼女の中の世界は赤色であったのですと彼は言った)
(それはたぶん、彼女の生命が描いた真実の炎の色であったのです)
・・・みたいな感じを目指しました。

けしごむさんにお声をかけていただいて、前作「倒壊ランジェッタ」の別バージョン? の作詞をさせていただきました。前回は青色に赤のイメージだったのを、今回は赤色に黒のイメージでやっています。
最後は一応「せいめいのひのものがたり」と読むはずです。

閲覧数:270

投稿日:2010/11/10 14:01:41

文字数:377文字

カテゴリ:歌詞

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  • けしごむ

    けしごむ

    ご意見・ご感想

    けしごむです、早速歌詞を拝見しました!

    …やはりお願いして良かった!というのが率直な感想です。
    文字数についても、メロを少しいじれば対応可能な範囲ですので、
    基本的にはこのまま製作していきたいと思います。
    曲を聞きながら歌詞を読んでるとニヤニヤしてしまいますねww

    ただ、聞き手にとっては焔(ほむら)は読み方がかなり難しいかなと思います。
    この字に大きなこだわりがないのであれば、シンプルに炎(ほのお)で行きたいと考えます。

    タイトルも、歌詞の深淵という言葉にひっかけたもので素晴らしいです!
    ここも、炎の字が使い「真炎ランジェッタ」でいかがでしょうか?

    今晩にでも、新歌詞によるドラフトをお送りできればと思います。
    聴いてみて、「もっとこの歌詞で」という部分がありましたら
    対応は手間もかかりませんので、遠慮なくおっしゃってくださいませ!

    ではでは今後ともよろしくお願い致します^^

    2010/11/10 17:46:03

    • 海瀬

      海瀬

      こんばんは。そう言っていただけるとこちらとしても安心です……!

      焔の部分は仰る通り炎で結構です^ ^
      確かに読みにくかったですね……

      ではドラフト版楽しみにしています!
      そちらこそ何かありましたら遠慮なく仰ってください、そしてこちらこそ今後ともよろしくお願いします。

      2010/11/10 19:06:39

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