鮮明 off vocal

鮮明 / 初音ミク
作詞・作曲：Ezoshika88

色鮮やかな記憶を紡いで
思い描いたら触れてしまいそうな
飛び交った言葉の軌道を確かめ合うように

嬉しくて泣き出しそうなそんな夜がきて
僕ら手を取って踊り出しそうな
手が離れたってまた掴んでみせればいいのさって笑うから

手のひらに包み込んだ大事にしていた思い出も
いつか指の隙間からこぼれ落ちてしまうけど
笑い声が響き渡る僕らで描いた景色を
音楽に乗っけて歌うから忘れないでね

時が経って蓋を開ければ
埃が舞ってくしゃみが出るほどに
色褪せてしまうような日もやってくるだろう

悲しくて泣き出してしまうそんな夜だって
僕らにはたくさんあるけれど
確かに僕ら此処に居たこと
こんな日々を一緒に生きていたこと

さよならも抱きしめていつまでだって愛してこう
言葉などいつの日か見えなくなってしまうけど
泣きながら通り過ぎた暗闇の先の景色を
いつまでも忘れたくないから僕は鳴らすよ

音がひとつ 零れ落ちたら
言葉ひとつ そっと紡ぐから
星がひとつ 頬を流れたら
願いひとつ 音に託すから

手のひらに包み込んだ大事にしていた思い出も
いつか指の隙間からこぼれ落ちてしまうけど
さよならも抱きしめていつまでだって愛してこう
言葉などいつの日か見えなくなってしまうけど
泣きながら通り過ぎた暗闇の先の景色を
いつまでも忘れたくないから
ここで鳴らして歌うから
きっと忘れないでね