僕が壊したクラリネットから
インダストリアル僕だけが聞こえて
遠い飛行機雲から
暴食の怪物が舌なめずりして
堕ちる道化 指差し嗤う
有象無象にも心とかあるのかい?
誰かが泣いて誰かが無視して
「世は事も無し」で進めば
感情だけが死んだ
この腕が引きちぎれてしまうから
どうして火に入る月
足取りを重くする引力と万有に惹かれて
出来る事ならせめて悲しみを
少しだけ残しちゃくれないか
散る花火 雨雲に消えた
ヒトを呪わば穴二つ開いて
堕ちた者同士 舐め合うペルソナ
無意識の中ですれ違う言葉
嘘で塗り固めた定型の文章
始めから無かった事にすれば良かったことなんて無い
どうしても躊躇い傷のように鈍い痛みを
必要悪と巨悪と自己啓発と正義の境界線なんて無くて
暁を覚えず眠る
神様タスケテなんて言えないの
思考回路がずっと止まらずに
罵倒する言葉たちと裏腹涙が溢れちゃう
正気になってでも で?って言う
弱気になってでも は?って言う
反骨豚骨精神論ゼロ 負け戦
僕は怯えながら
生きた屍と化してしまわぬように
風を読んだ
太陽は今日も何食わぬ顔 残酷に輝く
どうしても干からびて崩れる砂の財宝
境目を作り線を引く者たちが
ぬるま湯から愛を語って平等の名の下裁く
花火のように暁を知らずに消える
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