<壮大な妄想してみた(マルチエンディングって・・・)>
はじめに
今回のはマルチエンディングにしてみました。
最後に選択肢を用意してますので、どちらかを選んでお進みください。
てか、どんだけ暇なんだよ?!www
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新しい職場になって、終電が少し早くなりました。
どうも、sooです。
終電間際というのは、駅のホームも独特な雰囲気があります。
乗り遅れたら、その日の帰宅ができませんからね・・・。
タクシーで大金を払うか、あきらめてどっかで寝るかになってしまいます。
そんな時はきっと色んなハプニングも起きるはず・・・
(さぁ、こんなフリをした時は・・・・? そう! 妄想!!)
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今日は朝から、ついていなかった。
きっと占いのせいだ。
「○○座のあなた。本日はまったく運がありません。嫌なことが続くかもしれませんが、我慢しましょう。特に女難の相が強いようなので、気を付けてください。」
・・・最悪だ・・・。
でも、なんとか今日一日は乗り切った。
もう何にも起こらないよな。
まさか、最後の最後に終電を逃すとか?
有り得な~い。
今乗ってきた線ならともかく、これから乗り換える方はまだ、時間に余裕あるしな。
まさにそんなとき、悪夢はやってきたのだった・・・
『遅れる、遅れる~!!』
階段を上っていた僕の前から猛ダッシュでやってくる一人の女の子。
どうやら、今まで乗っていた電車の折り返しがこの線の終電になるらしい。
「きっとあの娘も○○座だなw」
そんなのん気なことを考えたのもつかの間・・・。
あれ?なんか自分、前に進んでなくない?!
と、いうより後ろに進んでいるような・・・。
えぇっっ?!
「ちょ、ちょっと。ねぇ、キミ!!」
「ひっかかってるよっ」
『え?なんですか?ごめんなさいっ。急いでるもので・・・』
『後にしてもらえますか?』
そういって、まったく止まろうとしない。
をいをい、ちょっと待ってくれよ・・・
「ねぇ、ちょっと!!だから君の傘が僕のカバンに引っ掛かってるんだってば。」
『何?!あたし急いでるんですっ!あんまりしつこいと怒りますよ!』
・・・・怒られました。
ダメだ。会話不能・・・。
僕も次のが終電なんですけど・・・
傘はまったく外れそうになかった。
これか・・・女難の相は(涙。
そして、僕は帰宅をあきらめたのだった。
さっきまで乗っていた車両にまた乗り、そこでやっと彼女から解放される。
『はぁ~~っ。よかった・・・何とか間に合った。』
大きなため息を吐いて安堵している彼女。
ため息を吐きたいのはこっちのほうだ・・・。
彼女が落ち着くのを待って、僕は話を切り出した。
「あ、あの・・・落ち着きましたか?」
『あ、はいっ。すいません。』
『それで、私に何かご用でしょうか?』
傘を指差す、僕。
『あ、あーーーーっ!』
やっと、わかってもらえたようである。
『もしかして、ナ、ナンパですか?! 私、そういうのはちょっと・・・ま、間に合ってます!!』
はい?
なぜか、今度は深々と頭を下げられてしまった・・・
すげぇ・・・世の中にこんな勘違いをする人がいるとは・・・
こんなことで誤解されるのは癪なので、少し強く言い返そうか。
(まわりの人にも身の潔白を証明しないと)
「はぁ?何言ってるんですか、あなた。これですよ、これっ!」
誰から見てもわかるように今度はオーバーアクションで傘を指差し、大きめな声で・・・。
『えっ?あっ、すっ・・・すいませんっっっ!』
ようやく状況を理解したのか、彼女はまた深々と、今度は何度も何度も頭を下げた。
恥ずかしさのあまりにどんどんと顔が赤くなっていくのがわかる。
もう、耳まで真っ赤だ。
なんか、その姿があまりにも可愛らしく、怒る気力も失せてしまった。
「あの、もう大丈夫ですから・・・こっちこそ怒鳴ってしまって、すいません。」
『いえ、悪いのは全部、私なんです。』
『ほんとに・・・すみませんでしたっ』
「いや、ほんともう大丈夫です。だから、顔・・・あげてください。」
ようやく、顔をあげた彼女。
『ほんと、ごめんなさい。私、いつもこんなだから・・・友達にもおっちょこちょいだってバカにされてばっかで。』
『あ、なんか謝ってばっかりですね、私w』
『でも、許してもらえてよかったぁ・・・。』
ホッとしたのか、彼女ははじめて、笑顔になった。
・
・
・
やばい。。めちゃくちゃ可愛い。
さっきまではちゃんと顔見れなかったから気付かなかったけど・・・
『あ、でも、もしかして終電なくなっちゃいましたよね?!』
「ま、まぁ・・・。でも、もう気にしなくていいですよ、ほんと。」
『ううんっ、全部私がいけないんです。』
『だからっ。あの・・・もし、よかったら・・・』
彼女にスッと見つめられた・・・。
そして、僕の手を握る・・・。
これって、もしかして・・・
僕はまた、彼女に恋をしてしまった。
「あの、それって・・・」
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どちらか好きなほうを選んでください。
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