君と出会った放課後 いつもの道だけれど
ほんの少しあかるく 思ったのはなぜかな?
二人並んで歩いた 君との距離は
楽しいのに切なかったんだ
夕暮れに染まる分かれ道
遠く伸びる二つの影
手を振る君の姿に
「また明日」って言えなくて
胸の中 静かに灯る この想いは
今はまだ 言葉に出来なくて
こんなこと 聞けないけれど
これは 恋なのかな そうのかな 教えて
窓の外の星空は とても綺麗で
ささやかな 願い事したんだ
この気持ちはわからないけれど
君も同じ空 見上げてくれますように
教科書の隅に描いた 君と話したいこと
いつの日か 全部聞けるかな?
目の前の席に座る
退屈そうな君に
こんなに近くにいるのに
声すらかけられなくって
君のこと 今よりもっと 知りたいけれど
どうしてかな? 言葉が出てこなくって
臆病な 自分のことが
ホント嫌いだって 大嫌いって つぶやいた
ふとした時に見せる 君の笑顔で
こんなにも 胸が苦しくて
窓の外に目を逸らした
きっといつまでもこんな日が続くのかなって
ほんとは わかっていたんだ
自分のこと閉じ込めて 欺いて それでいいんだって
でも君に出会ったから この気持ちに気づいたから
何もできずにいたけれど 一歩踏み出す勇気をもらったんだ
ねえ 明るく光る この気持ちは
今もまだ 伝えられなくて
こんなこと 今更だけど
これは 恋なんだって そうなんだって 気づいた
窓の外の青空は とても綺麗で
願いじゃなくて 約束したんだ
全部言えるか わからないけれど
君に今日こそ 「また明日」って言えるますように
00:00 / 04:57
ご意見・ご感想