＜1A＞
冷える四肢も　猛る衝動も
切り刻んだ　凍るほどの刃で
酷く静か

＜1A’~1B＞
紫色　歯が鳴る外気と
刷り込まれた　仄暗い影

光は　遠くて　手が届かなくて
叫ぶ氷　僕の居場所は

＜1C＞
ここじゃない　連れ出して
寒くて　凍えそうで
そんな僕の腕を
引く柔らかい手は

＜1S＞
まるで世界が180°がらりと
色を変えるように
冷たい空気さえも
意味を変える君の　優しい指で


＜2B＞
白い息が
教える　僕の体温を
その温度を　確かな熱を

＜2C＞
繋ぐ手が　引き戻す
寒くて　震えている
そんな僕の腕を
引く柔らかい手で

＜2S＞
まるで世界が180°がらりと
花を咲かすように
凍える夜でさえも
聖夜に変わるの　優しい指で

＜3S＞
まるで世界が180°がらりと
雪が積もるように
冷たい空気さえも
意味を変える君の　笑顔と　優しい指で

＜3S’＞
まるで世界が180°変わるの
ここから

変わるの　ここから

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＜1A＞
ひえるししも　たけるしょうどうも
きりきざんだ　こおるほどのやいばで
ひどくしずか

＜1A’~1B＞
むらさきいろ　はがなるがいきと
すりこまれた　ほのぐらいかげ

ひかりわ　とおくて　てがとどかなくて
さけぶこおり　ぼくのいばしょわ

＜1C＞
ここじゃない　つれだして
さむくて　こごえそうで
そんなぼくのうでお
ひくやわらかいてわ

＜1S＞
まるでせかいが　ひゃくはちじゅうど　がらりと
いろおかえるように
つめたい　くうきさえも
いみおかえるきみの　やさしいゆびで

＜2B＞
しろいいきが
おしえる　ぼくのたいおんを
そのおんどお　たしかなねつお

＜2C＞
つなぐてが　ひきもどす
さむくて　ふるえている
そんなぼくのうでお
ひくやわらかいてで

＜2S＞
まるでせかいが　ひゃくはちじゅうど　がらりと
はなおさかすように
こごえる　よるでさえも
せいやにかわるの　やさしいゆびで

＜3S＞
まるでせかいが　ひゃくはちじゅうど　がらりと
ゆきがつもるように
つめたい　くうきさえも
いみおかえるきみの　えがおと　やさしいゆびで

＜3S’＞
まるでせかいが　ひゃくはちじゅうど　かわるの
ここから

かわるの　ここから