最期のキスはタバコの味がした inst

変わらないものは一つもないと君は言うけど
いつかこの関係が壊れていくのが怖くて
繋ぎとめようと必死になってる僕を見るたび
君から受ける愛が冷めてく

初めは
何をしていても
笑いあってさ
そんな些細な
毎日がとても愛しくて
今では
顔を見るたび
別れよってさ
最期のキスはキミのタバコの味がした

ねぇ
どうして僕らには明日が来ないの
どうして思い描く未来を捨ててしまうの
どうしてこんなにも胸が痛いんだよ
どうして僕たちはこんな終わりになってしまったんだろう

始めは些細なすれ違いで
笑って許せていたのに
いつしか笑えない日々の歴史
変わらぬ愛を信じてたのに

あの時
君を見つめて
分かれよってさ
祈りさえして
そんな届かぬこの想い
それすら
僕のエゴでさ
独りよがりでさ
キミの気持ちをただ見えないフリしてた

ねぇ
どうして僕たちは出会ってしまったの
どうしてお互いに傷つけあってしまうの
どうしてこんなにも胸が苦しいんだよ
どうして少しでも認めようとしなかったの

こうして僕たちは終わってしまったの
「どうして」それはまだ断ち切れぬ僕の未練で
もしも、もう一度、アナタに出会えたら僕は
もういないアナタに届けばいいと呟いてみたの