A
若い獣(ケダモノ)たちは
透明な階段を駆け上がる
興奮と動揺をごちゃ混ぜにした
緊張に蟠る午前付近

B
自身の不安を内包した
裏切りと情けない露
失敗を赦されないと
勘違いして、して、して
しまうくらいに愛してる

S
音で靡かない脳内は無法地帯
過程と妄想と仮定と想像の懺悔と
焦る焦る漁る結果に
期待と不安が破裂してしまう
小心者な獣心

A
浅い暗がり探り
当然な煩悩を跳ね回る
盛大な裏表汗だくにした
成長に蹲る午前帰り

B
帰結の不快を埋蔵した
痛がりと話せない露
幸福を果たせれないと
独り善がりで、して、して
しまうくらいに喰らい合う

S
声で届かない形態は知性不足
気勢と暴走と奇声と奔走の懺悔と
逸る逸る放つ規制に
危険と至高が破裂してしまう
小心者な獣漫ろ

C
舐め逢う自意識に
感じて取ってくれてる
偽りと本能と裏切りと悪戯と
不透明な階段で逆上せる
果てて昇っていく
牙で肉を喰らう暗がり

LS
朝で目覚めない正常は理性拒絶
下底と現実と家庭と幻想の懺悔と
焦る焦る喘ぐ結果に
既成と不善が破裂してしまう
残すは獣の成れの果て
小心者な獣心