夏の終わりに揺れた心が
木枯らしとともに 空へと飛んで行く
文化祭で一緒に活動をしていた先輩
私の失敗を カバーしてくれて
そんな何気なさが 心に濃く色づいて
こんな優しさに触れたら 勘違いしちゃうよ
文化祭が終わってしまっても 離れるの嫌で
部活が終わるのを 待ってたりなんかして
そんな二人だけの時間を 楽しみにして
抑えきれないこの気持ち 絶対に告げるの
今日は誕生日 そして思いを伝える日
願いを秘めたチョコレートと 伝えきれない言葉をのせた手紙をもって
あの人の元へ向かった先には
知らない人 両想いの人 仲良くささやき合って
これがプレゼントだなんて 残酷すぎるよ
あなたに「好き」と言えたなら 後悔なんてしなかったのきっと
このやり切れない気持ちを向けるのは この世のどこにあるの?
それを見出す最中に
「告白は失恋の合図」だと知った
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あなたに「好き」と言えたなら
詳しくは伏せますが、私は普通の高校生活を送ったことがありません。
自分で望んだ道とはいえ、今思えば狂気でした。
なので、違う道を歩んでいたらどうなっていたか、想像することしかできません。
恋なんて、あり得るはずがありませんでした。
それが、十数年という時を経てまかり通る世界に入っていきました。
そこで初めて、自分に素直になることができて、
一生後悔することを自ら避けることができたのです。
そういった出来事とすべて真逆の世界を描いて、軌跡として残したい
そう思って作ったのがこの歌になります。
ありがちな世界観の中、揺れている心を感じながらお聴き下さい。
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