闇に飲まれた光の軌跡
虚ろな瞳に何を映す?
透明な時流に踊らされて
何も見えずに
描き出すのは虚飾に満ちた
意味を持たぬ言葉の羅列で
存在することの感覚も何処か遠くて
息を殺してみる
鼓動は確かに命の音を刻む
宇宙に溶け込むように
広がる意識 掻き消すように
鳴り響く朝日が
どうにも何故か憎く思えた
世界を相手に足掻いてみる
空想上の誰かを気取り
強がることの意味の無さには
もう気付いてた
誰も望みもしない存在なら
消えてしまえばいい・・・
願うことはいつも
ささやかな幸せだったとしても
何故 何時までもこうして
一人肩を震わせてる?
すべては嘘だった
この命も世界も全てが
そんな答えならばよかった
それさえも虚飾で
意味を成さぬ詩
意味も無く馴れ合う人形
そうやって世界は
いつの間にか僕を掻き消してゆく
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