君が小説を書いているのは
別に小説家になりたいわけじゃなくて
女の子を口説くためなんでしょう?
私知っているのよ

「君のことを書いたんだ」
「君のために書いたんだ」
そう言っていったい何人の子を誑かしてきたの?
全部知っているのよ

君は喫茶店で小説を書いて
好みの女の子の心を虜(とりこ)にする
そしてテイクアウトで女の子を
お持ち帰りするのね

君の書く小説は恋愛ものばかり
そこには相手の女の子のことが書かれているわ
相手の何もかもを見透かす文章に
その子はきゅんとして君に惚れ込むのね

君は何もかもを知っていて
知らない振りをしている
でも本当は何もかも知っていることを
君の文章を読めば全部分かる

「私だけが君の全てを知っている」
そう女の子に思わせることで
女の子の心を掴む戦略なのね
君は恋の策略家

わたしは騙されないわよ
誑かされたりしないわ
いつもそう思っているのに
君の文章を読むとつい笑っちゃうの

君の文章は時に真面目で
時にへんてこりんで
時に意味不明で
でもよく読めば意味がちゃんと分かる

その真の意味に気がついたとき
相手の女の子は君にきゅんと来るのね
君の女の子の口説き方はあまりにも独特だから
多くの女の子がつい君に気をとられてしまう

他の誰も持っていないことを
君は持っている それは恋の魔法
君はその才能のほとんどを
女の子を誑かすことばかりに使ってる

有象無象の女の子の
お尻ばかり追いかけていないで
さっさと私を口説きなさい
早くしないと逃げちゃうわよ


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君は恋の策略家

閲覧数:74

投稿日:2014/01/20 20:52:48

文字数:657文字

カテゴリ:歌詞

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