渇ききった風の中で
静かに歩み始めるよ
微かに広がる光と
消え行く闇を奏でて

賑やかになってく街の色
僕はいつも音で耳を塞ぐ
体に流れ込むメロディー
不思議な感覚が包み込む

目に浮かんでる景色は
まだ知らない新しい世界
確かな想いを少しずつ
ゆっくりと確実に歩みだす

一歩づつまっすぐに
一歩づつ転ばぬように
進んでく未来へと

響き渡る音の中で
深く広がり始めてくよ
微かに広がるイメージ
動き出した世界

真っ白だった僕のキャンバスに
少しづつ色を足していけたなら
僕は自分の思い描く世界へと
暗闇からも目指していける

くだらない身近な喧騒
少なすぎる穏やかな時間
それをかき消してくかのように
ただ、闇雲に描き進んでいく

鮮やかに彩りを
鮮やかに降り注いで
暖かく光が

渇ききった風の中で
静かに歩み始めるよ
微かに広がる光と
消え行く闇を奏でて

埋め尽くされたこの想いに
そう僕は引き込まれていくだろう
いつか来る僕の世界が
この風を潤すなら