パーティーを始めよう。戦場で奮われる剣に休息を与えるのだ。


森の中にいるおばあさん。
可愛い頭巾の女の子。
お見舞いと行って出掛けたよ。
狼さん、花畑で遊んでいたのにいなくなってた。
何処に行ったの?狼さん。

優しい猟師のおじさんが狼はおばあさんと一緒。
老いてもなお綺麗なおばあさん、大好きな狼さんに食べられて幸せだったのかな?

お見舞いのパンを食べたらおばあさん、 病気になって死んじゃった。
狼さん、今度は女の子、ぺろりと食べてしまったよ。

猟師のおじさんやってきて狼さんは死んじゃった。
猟師のおじさん、食べようと喜び勇んでいたけれど、
赤い頭巾があっただけ。
女の子、お母さんの待つお家へ帰って行きました。


「彼女は女だったのかしら?純粋な少女だったのかしら?」
「恋は盲目とはよく言ったものだ」
「見えないのかしら、見ないのかしら」
「女性とは健気なのだよ」


白雪は林檎を食べて死んでしまいました。
小人は周りを花で囲う為に出掛けて行きました。
鏡よ魔法の鏡、世界で1番美しいのは誰?
死してなお美しさを失わない白雪です。
魔女は思いました。
世界で1番美しくなる方法は一つしかない。

小人は白雪を囲んで泣いていると王子様が来ました。
王子様がキスをすると白雪は目を覚ましました。
王子様は白雪の美しさを讃え、連れ帰り、結婚しました。
森の中には顔を剥がされた姿が美しいものが転がっていたそうです。


「愛とはこうしてできるという教訓ですわね」
「愛とは儚い。男は愚か。賢く行動力がこれからの女性は必要なのさ」
「夢のある噺をしてあげよう。夢ね」


空を飛び、冒険が溢れ、秘密基地で暮らす。
子供だけのおもちゃ箱のような世界。

マイケルという少年。
彼は見てしまった。
見てはいけないものを。
姉がいなくなった真実。
ママの待つロンドンに帰ったわけではなかった。

そして兄は大人にはならない。

彼の持つのはくまのぬいぐるみではなく尖った硬いもの。
ピーターはいなくなり新たなピーターが生まれた。

ピーターは大人にならない。

「僕がピーターだ」
海賊と戦い空を飛び人魚と恋を語り合う、 新たなピーターが現れるまで。


「マッチはいかが?」
「マッチはいかが?」
寒い冬の日、少女はマッチを売っていた。
何時しか少女は町の中、一人で立っていた。
必然ともいえる 少女はマッチに火を燈す。一つ一つ点けては消える。一人一人減っていく人通り。最後の一本。
老人の息がそっとマッチを吹き消した。
後に残るは空の箱。廃墟と化した町並みと。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

戦場にて

ハロウィンの元ネタ小説から派生したもの。

閲覧数:75

投稿日:2009/07/29 10:29:13

文字数:1,086文字

カテゴリ:歌詞

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