アメ


曇った 空があった
ただ それだけだ
まるで当たり前みたいに
曇った 空があった
君は そこに居た
居たんだ

雨は 降らなかった
朝からの 濁った空
つまらなそうに 俯いて
静かな街を 横切った

暗い色をした 絵の具
街を 空を 君を
塗り潰していく
心も 瞳も 濁らせて
まるで 何も無かったみたいに

曇った 空があった
今 見上げても
まるであの頃のようだね
曇った 空はあった
だから 逃げ出した
此処から


音が 消えた街で
誰ひとり 笑えなくて
つまらなそうに 俯いて
静かな街に 生きていた

暗い色をした 絵の具
街を 空を 誰を
塗り潰していく?
心も 瞳も 曇らせて
まるで それで正しいみたいに

雨など 降らなかった
ただ 見上げれば
まるで 作り物みたいな
曇った 空があった
みんな 文句さえ
言わなくなった


やはり雨は 降らない
何一つ変わらない
雨は 降らない
哀しいくらいに正しい
君の答え だよ


暗い色をした 絵の具
街を 空を 君を
塗り潰していく
心も 瞳も 濁らせて
まるで 何も無かったみたいに

曇った 空があった
ただ それだけだ
まるで当たり前みたいに
曇った 空があった
僕も そこに居た
居たんだ

ただ それだけだった
僕も君も 確かに 居た

ただ、それだけだったね…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

*アメ

作ってるときは気付かなかったけど、
どうやら惡の華のエンディングに触発されたようです。
一度聞いたら、もう耳から離れないw
ハナガ サイタヨー(笑)

閲覧数:50

投稿日:2013/04/28 22:00:50

文字数:575文字

カテゴリ:歌詞

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