《A》
全てに敗れた 夢のチケット
手放せず今も 胸の中
川原に寝そべる 空のポケット
諦めの文字が 膨らんだ
《B》
あれも これも それも 追いかけて
汗かいて泣いてないって 日が暮れる
一枚 捲って 繰って 気が付いた
待ってたはずのない 渡し舟
《S》
船頭は一人唄う
歌詞の無い 意味のない 僕宛の歌を
振り向かず確かに唄う
明日を呼ぶ 朝日を呼ぶ 温かい歌を
《A》
見事に破れた 船のチケット
手渡せず黙っているもんで
船を泊め手を止め 微笑んで
重ねを翻し 目が合った
《C》
額の角を隠すでもなく
頬の紅を拭うでもなく
咥えたビードロは雲を吐いて
零れた雫は雨を降らして
色の無い水晶の瞳に僕を映すから
《S》
船員は一人唄う
歌詞の無い 意味のない 君宛の歌を
振り向かず確かに唄う
明日を呼ぶ 朝日を呼ぶ 温かい歌を
《S》
船員は二人唄う
歌詞の無い 意味のない 未来への歌を
振り向かず確かに唄う
明日を呼ぶ 朝日を呼ぶ 温かいこの歌を
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※読み補足
捲って：めくって
繰って：くって
翻し：ひるがえし
紅：べに
※音割
だいたいこんな感じです
《A》
4-4-5
4-3-5
4-4-5
4-3-5
《B》
9-5
5-3-3-5
9-5
5-3-3-5
《S》
8-3
5-5-8
8-3
5-5-8
《C》
6-6
6-6
4-5-3-3
4-4-3-4
5-9-3-5
『タツノオトシゴ』
詞先です(。・ω・。)
テーマは《絵手紙》
だいぶ遅れて届いた年賀状がありまして、しかもイラストだけのものでした。
文字の無い、遅れてきた手紙が日の出を連れて来た様でした。
絵手紙を詞にするのは苦労がいりそうだったので、
詞のない歌に背中を押される、といった内容にアレンジしました(*・ω・*)
もし気に入ったら使ってください。
ご要望があれば修正等も受け付けます。
*'ヮ').。o(コメントだけでも残していただけると嬉しいです☆)
コメント2
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ご意見・ご感想
ふたみん
その他
>>茶がまさん
コメントありがとうございます(。・ω・。)
そっと背中を押してあげられるような詞を目指しました。
優しさとしてそれを受け取ってもらえたなら幸いです。
2012/01/30 22:13:14
茶がま（疾走P）
ご意見・ご感想
素敵な歌詞ですね！
頭の中に牧歌的というか、優しい風景が広がりました＾＾
2012/01/30 20:13:12