自分の色すら分からない。自分が何とも分からない。
全てが闇に隠される。
全てが闇に染められる。
この身を照らす街灯が写し出すのは僕自身
醜い心が丸裸
それさえも幻想かもね
それだけは真実かもね
Maybe Maybe そんな不安定な街
孤独を求めるモノ達が
居場所を探して蠢き徊う
他人の顔すら分からない。君の存在は有り得ない。
だって此処は僕だけの箱庭
不意に箱庭に落とされた光は闇に呑まれた
誰が気まぐれに落としたかも分からない名も無い光
黒猫は我が物顔で闊歩するこの街は素知らぬ顔で佇む
此処に住まうは
自己愛者(narcissist)×
臆病者(a coward)×
信心者(beliefist)×
偽善者(a hypocrite)×
空想家(romanticist)
=僕(blackcat)
自分の存在が不透明。僕を証明してくれるモノは何も無い。
全てが闇に呑まれてく。
全てが闇に喰われてく。
この身を照らす街灯が写し出すのは僕自身
仮面を取った姿が浮かぶ
それさえも幻想かもね
それだけは真実かもね
Maybe Maybe そんな不安定な街
明かりを求めるモノ達が
標を頼ってたなびきたゆたう
この街に流れるはうたかたの歌
名無しの詩人の人生の歌
この歌に足を止める者もましてや耳を傾ける者すら居ない
黒猫は外を外に夢を見る
何処にあるのか、本当に在るのかを疑いもせず
ただただ夢と妄想を膨らめる
何時かの呑まれた光は蝶となり街灯の偽物の光に目もくれず本当の光を求め闇を漂いさ迷い外を目指した
小さな光を見付けた黒猫はふらふらふらと駆け出すの
見付けた光を逃すまいと
それが外への一歩目とも知らず
……走り出した
さぁ、世界は開かれた!
もう夜が明ける時間だ…。
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