1A、
さらわれた 粉雪のように
君の影も かき消されていく
かじかんだ 手のひらの上で
誰も知らず 消えていく幻
1B、
終わりに触れた心が
いくつも光を焦がして
冷めたくなった景色が
今にも砕けてしまいそうで
1S、
零れ落ちた煌めきに君の
後ろ姿をそっと映して
さよならさえ霞(かす)むほどの恋は
雪解けまでは熱をなくさない
2A、
曇る窓 白い息を重ね
君の真似で 何かを描(えが)いた
あてもなく 彷徨(さまよ)う街中
何も言わず 消えていく灯(ともしび)
2B、
笑えば何か変わると
何度も光を求めて
それでも君を探して
今にも壊れてしまいそうで
2S、
「ここにいるよ」思い出の場所で
嗄(か)れた声だけずっと響いて
雪の結晶降らす冬の夜は
雪解け待たず僕を溶かしていく
3S、
零れ落ちた煌めきに君の
後ろ姿をそっと映して
さよならさえ霞(かす)むほどの恋は
雪解けまでは熱をなくさないけど
「ここにいるよ」思い出の場所で
嗄(か)れた声だけずっと響いて
君と出会う前に積もった雪に
想いを馳せて僕は目を閉じた
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