びしょ濡れの明日まで 傘もないまま進む
何のために？ 誰のために？ 知らないで
傷つくことに慣れて 涙で塗り固めた
独り言も言えないまま鍵かけて

ずっと祈って願って きっと変わらないのに
何故か諦められなくて だからあなたに出会えた

ただ守りたくて ただ想いのままに 裸足で駆けだした
思い出せなかったこんな感情を はじめて伝えたい…なんて
しわくちゃになった孤独も見せあえば 闇も照らせそうだ
ほら、魔法が架かる そんな夜になる
星を繋いであの宙まで

この命の呼び名を知らされることもなく
心さえも鼓動さえも色褪せて
幸せの向こう側 わからずやの世界は
ボクを拒む 理由もなく閉じ込めて

「いつか」…信じてばかりで きっと笑われちゃうな
だけどその手を掴むよ 神様でも悪魔でも

ボクが望むなら 望んでいいのなら あなたの傍にいたい
不安と絶望で耳を塞いだ 心が開く音がした
傷に塗れても 不揃いだとしても 奇跡になれそうだ
ほら、何かが変わる そんな朝が来る
この日のために生まれたんだ

消えない 消えない 傷痕なぞるけど
癒えない 言えない 想いは届かない？
どこかに どこかに 置いてきた心が
今でも 今でも 叫んでいるよ

待ちわびていた「希望」をみつけた！

ただ守りたくて ただ想いのままに 裸足で駆けだした
誰にも譲れないボクの居場所を あなたと共に見つけたい
声にできなくて 言葉にできなくて…そんな日々を越えて
ほら、世界始まる あなたに捧ぐ
はじめましてを今更でも

奏でたいんだ 叶えたいんだ
いつもいつでも未来(ものがたり)の中
奏でたいんだ 叶えたいんだ
扉開こう“ボクら”で──