また この季節が来たよ
君の好きな この季節が
ずっと 待ち望んでいたよ
君が また僕の手握ること

季節は 幾度と繰り返す
君の小さな 希望乗せて
「早く 貴方の隣へ」 
笑顔 眩しく散らせ


だけど その願いは
けして 天に 届くことは 無くて
浮かぶ いつかの姿に
一人 ただ 泣き叫んだ


芝桜の花が咲き誇る
君の元へ 僕の心へ
いついつまでも瞳に映って
君の影と 僕の想いよ
ずっと 舞い踊って


また この道を歩く
君と二人で 歩んだ道を
ずっと 廻り返しているよ
君を また確かめる為に


けれど その想いは
錆びついた 心臓に 絡み付いて
濡れた 瞳拭い
花を 空へ 解き放った


芝桜の花が舞い上がる
天を駆けて 地を走り抜けて
いくいくつもの灯火よ 届け
君の言葉と 僕の決意よ
また 愛見えて


刹那過ぎた 想い出達が
何度も 何度も 僕に釘を打つ
これが最後の 幻想だったとしても
儚い 君を ただ ただ ただ


芝桜の花が舞い流れる
二つの胸が 共鳴する
君の場所へ 風の如く速く
ただその姿を 抱きしめる為
君の世界と 僕の世界が

重なり 交差する

芝桜の花が舞い吹雪く
君の傍で 僕の傍で
「願いは叶う」 囁く幸せ
君の笑顔と 僕の心に
そっと 誓って


(抱きしめた 君の温もり
君は一粒の 雫を流して
咲き乱れる 花と供に
同化して 融けて逝く
「     」そっと 呟き
僕の手に残った 者は
一片の花弁だった___。)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

芝桜

だいぶ昔に投稿した歌詞をリメイク。
相変わらず曲は作れない。
メインメロディーの打ち込みだけは形に残そうと思う。
そしてボーカルは一応レン君だけど、基本は誰でも大丈夫だろう。

閲覧数:96

投稿日:2013/10/02 01:05:33

文字数:638文字

カテゴリ:歌詞

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