1A)3つ目の夢を見ていたハズの新月
無様に転んで滲む膝を抱えてた
どうなったって終わらない
押し寄せる現実否定
1B)目を開けよ
声が千切れる
始末におえないや
1S)焦燥感を味方に
歩くのは夢と同じ底
強ばった今は嫌(や)だよ
逃げる前に指差されいた
2A)つまり僕の世界は在ったようで目に見えない
3つ目の夢を噛じった後の優越感
黒い息を飲み込む化(ば)かされた方がまだマシなの?
沈んだ夕陽が掌で燃えて灰になる
2B)口を開けよ
視線を解け
何も聞こえないや
2S)劣等感をついばむ
小鳥達は喉を潰したの
誰かのせいにしたいや
世界に追われるのならば
3B)初めから紡げよ
糸を織り込め
引き裂かれたって
3S)徒然生きてた昨日に
ついたウソはウソで終わらない
負けるのは恥ずかしいよな
答えをホースでブチ撒け
4S)折衝(せっしょう)前夜の理
笑うは黒い瞳だけ
心象風景抱いてんだ
次々終わってく世の隅
3つ目の夢を見ていたハズの新月
無様に転んで滲むのは膝だけなの?
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