回想と透明

回路の上に咲いた花 水を欲しがっては
盗んだ恋は芽吹いて 頬に唇で種を植えた
君は眠っている

迷子の少女は泣いた 香りのない部屋
場違いな靴を履いて 絵本みたいな
結末を待っていた

溺れていた 撫でるたびほつれていく髪
テーブルの白い皿 冷たい如雨露で
藍を注ぎながら

透明なまま 君のいない街を掬う
甘い淋しさを噛んで 
まだ現像できないフィルムのその光景がまた
言葉になってしまう前に
ほら 二人で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

回想と透明 歌詞

回想と透明という曲を書きました。その歌詞です。

閲覧数:163

投稿日:2018/04/27 17:53:47

文字数:211文字

カテゴリ:歌詞

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