山の青葉と
吸い込まれそうな青空
透明な
夏を覚えてる

突然転校の文字
だけど理由は浅はか
透明な記憶を叩き割った

お腹の大きな女性
加わった歪さ
知らないふりして子供らしく無邪気に

歪な家族
歪な関係、現実
正しく見せかけた
真夏の蜃気楼

これが好きの果て
ならば私は永遠に捨てる

愛を知らないのに好きはわかるの?


真夏の涙の記憶と罪の匂い
蝉の声と入道雲の向こうに飛行機雲消え
夕立ちとヒグラシが脳に響きわたる
空の雲は能天気に真っ白だ

何度計算しても
答えは間違いばかり
終わりは必然に
導き出された

恋とはどんなものかしら?
糸はいまだに切れなくて
フィクションにあるような美しいものではない

歪んだ認識
壊れ朽ちた記憶の欠片達
ピースを繋げてみたけれど出来上がらないの

欠けた感覚の
夏にさようならと別れ告げる
私はこれから未来へと向き合わなくては

真夏の涙の記憶と罪の匂い
蝉の声と入道雲の向こうに飛行機雲消えてった
夕立ちとヒグラシが脳に響きわたる
空の雲は能天気に真っ白だ

山の青葉と吸い込まれそうな青空に
未来ごと預けて新しい夏を作っていく
真夏の記憶はまだ始まったばかり
私は未来を作らなくては
夕立ちはやみヒグラシは優しく歌う
空の純白の雲は清々しい

未来はこれからだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

透明な夏

はいらいと様の曲への歌詞応募です。
https://piapro.jp/t/Zre6

閲覧数:181

投稿日:2022/05/31 16:39:32

文字数:559文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました