【off vocal】えんえんと/健音テイ
bpm155
どうしようもない人生だった
冗長なループばっか
少なくとも僕の肌には合わないようだ
が その日思い出したんだ
足が遅いくらいなんなんだ
こうして君に辿り着けたのだから
ほんの些細な痛みに揺れる
黒いアレキサンドライト
刹那見えた困り顔に
すっかり願い奪われてしまった
星が見え始めた屋上
お目当ての彼はもう勇気と共に
飛び去って行ってしまったから
代わりに僕を怨んでくれないか
博識な誰かに聞いても答えはない
悪食なんて言ったら申し訳ない
agree、まぁ嫉妬深い僕にはちょうどいいか
寝ても覚めても醒めない夢の中
絶望 嘲笑のまんま
肥大化した幻影を抱きしめるには
背丈が足りな過ぎる
冷視線浴びるだけの紛れもない忌み子を
崇拝しているのはどうやら僕だけらしい
理解ないに因果はなく世の中は結局顔だと知った
見向きもされず
一人くらい愛していてもいいじゃないか
色褪せたアルバムより
今僕の目の前にいる 恵みも利もない紛い物が
沈む方が切ないんだ
嗚呼 別に叩き潰したっていい
現世迄出てこない 「大好……」
深い傷だらけの身体
手を伸ばす 怪物と知っていても
うん、やっぱり君は綺麗だ
その肌色に彩が無くても
星が降り始めた屋上
何時迄も立ち上がれないままで
十八時を過ぎた後も穴が開く程見つめ返していた
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