無名の画家、無題の絵画
調整し直しての再投稿です。
くすんだその街角で 絵の具にまみれた服を着て
彼の向かうキャンバスは 極彩の翼
古ぼけたその絵筆で 笑顔と雨の色を溶いて
パレットに新たに咲く 鮮やかな息吹
行き交う人 せわしいモノクロ 風と過ぎる
無名の画家 無題の絵画には 気づかぬまま
地図にない国 星図にない星 彼の翼は自由に
思い描いた世界を翔ける たとえ誰に届かずとも
流れる時 寡黙な透明 風と過ぎる
無名の画家 無題の絵画には 気づかぬまま
地図にない未来 星図にない夢 彼の翼は自由に
思い描いた世界を翔ける たとえ誰に届かずとも
時には帰らぬ人も描く 彼は翼を広げて
愛する者の元へと翔ける たとえ二度と届かずとも
想う心 描き続ける
動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm1991297
コメント7
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ご意見・ご感想
fkoshiba
その他
何らかの繋がりを持たせようと意識して作っているわけではないのですが、やっぱり作る人間が同じだと、どこかしら通じるところが出てくるんだろうと思います。
特に裏設定やストーリーなどを作り手側で固める事はしないようにして、解釈は聴き手さんに全てゆだねるスタンス…と言ってしまうと何だかとってもいい加減みたいですが(笑)、そんなわけですので物語も絵も、どうぞお好きに作っちゃってください。
MP3も、喜んで頂けて良かったです! こちらこそ有難うございます。
2008/03/07 00:36:04
MCW_PT
ご意見・ご感想
某所から来ました。ずっと好きな曲だったのでmp3うれしいっす!!
素敵な曲をありがとうございます。
2008/03/06 22:24:15
sinru
ご意見・ご感想
素敵な表現と言って頂きありがとうございます。
何だか素敵なシュチュエーションが!
…実はこの曲は他の曲との繋がりがちょっと薄い感じなのかな?と感じていたのですが、お話を聞いて自分の中で世界が繋がった感じがしました。
KAITOは様々な思いを胸に絵を描き、それを見守るミクがその光景を歌にする。
KAITOのみで完結せず、KAITOからミクへとまた新しい物語が繋がっていく…凄く素敵だなと思います。
この場(曲)で繋がった2人も再び分かれてそれぞれの物語を作り、いつか再び出合ってまたミクはKAITOの姿に歌を見るかもしれないしもしかしたら今度はミクの姿にKAITOが歌を見出すかもしれない…
fkoshibaさんの曲は本当に色んな物語を思い描かせてくださるので大好きですvv
何だかとても絵が描きたくなってきました(^^)
2008/03/03 21:08:18
fkoshiba
その他
皆さん、どうも有難うございます!
動画の方にも書きましたが、ピアプロや他で頂いた感想やアドバイスを励みに頑張って良かったです。
ミクが外れ気味に聴こえてしまうのは、ポルタメントのいじり方がまだまだ下手だからだと思います。今回はこれもひとつの味と思う事にして、教訓は次に活かしたいです。
心に音の絵の具で絵を描く、って素敵な表現ですね。
この曲に出てくる画家が実はKAITOで、これまでに放浪してきた地の風景と空想を織り交ぜたものや、時にはもう二度と届かない「かの人」を描く彼の後ろ姿を見て、それをミクが歌っている…なんていろいろ混ぜこぜなシチュエーションを考えてしまったのはここだけの話です(笑)
自分自身、空想の余地のある創作物が好きなので、聴いた人にめいめいの物語を思い描いて頂ければ幸せです。
2008/03/02 18:25:48