左の手に今もまだ 残る爪痕ひとつ
治りかけていたけれど
きえないように 邪魔した


朝がきて、また、夜になると
可笑しくなる
今でもまだここに、
此処にいるよ


わたしは今日も月の上で
ツライ、cry と嘯(うそぶ)く。
君のいない場所で
自由になれるなら


君が泣くなら
わたしは、“イナイもの”だとしてよ。
溢れるほど 告げた本当を
汚しているの


右の手に今もまだ 残る温もり 苦痛
すべて消してしまえば そのまま 離脱できる


昨日より今日より明日
「幸せになれ」なんてどの口が云うの? …ねえ。


隙間をただ 埋めていって
嘘つきな わたし 許さないで
君の瞳を何度濡らしても
抗えない抗わない何度でも 言うよ


わたしを探す 君に
ツラ、くない と嘘つく。
守られるの その手は
わたしじゃなくても


月の影に隠れるころ
祈っているよ
わたしがいなくても
笑える君をずっと


わたしは今日も月の上で
ツライ、cry と嘯(うそぶ)く。
君のいない場所で
自由になれるなら


君が泣くなら
わたしは、“イナイもの”だとしてよ。
溢れるほど 告げた本当を
汚しているの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

応募歌詞 [Howling]  LIM様

投稿失礼します。


テーマから 叫び、孤独、
このあたりを楽曲を聴きながら想像したところ
以上のようになりました。
 

コンセプトとしては、歌詞にある
 

「君」と「わたし」
 

このふたりそれぞれの叫びを
「わたし」視点で描きました。



「君」から離れながら「君」の幸せを願う「わたし」のはなし。

「君」を傷つけるかわりに「君」の怒りを受け入れ唯一自由な孤独を手に入れるはなし。

自分勝手で、でも自由になれずにはいられない。
そんなどうしようもない「わたし」に
依存してしまった「君」のはなし。

そういうふうに、解釈していただけたら嬉しいです。



長文失礼しました。

閲覧数:229

投稿日:2013/09/14 16:37:25

文字数:498文字

カテゴリ:歌詞

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