水面で翳る月が
照り返しては零れる白露(はくろ)
手繰るその花に
甘い蜜は咲きもしない泡影(ほうえい)
宵月夜

いくら花弁と散っても
今宵見えるは愛(かな)しい逆さ星
籠の月 届きやしない 

指折り数える月は
ひとつふたつとただ三日月
まみえの刻には
程遠い笑みまだ欠け続けるほど
宵桜 蜜色の月

いくら星を願っても
今宵誘う月のよう
月の宴(えん) 蝶よ花よと
花の宴 月よ星よと




※添書き
白露(しらつゆ/涙のたとえ)
泡影(ほうえい/一瞬にして消えてしまうはかないもののたとえ)
愛しい(かなしい/悲しい・哀しいに同じ)
蝶よ花よ(ちょうよはなよ/非常に愛しかわいがるさま)
月よ星よ(つきよほしよ/この上なく愛したりたたえたりすることのたとえ)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

蜜月

蜜月-mitsuzuki- という感じです
「みつげつ」の意味には掠りもしない言葉達ですが、
少しでも淡々としたふうであれば幸いです
ストーリーを組み込むのは私の力不足なのであまり綺麗になりませんでしたが、楽しかったです
ありがとうございました!
(全てひらがなは前頁にあります)


応募元:すぽんじ王子さん(http://piapro.jp/t/tC_X

閲覧数:190

投稿日:2011/09/30 22:45:25

文字数:333文字

カテゴリ:歌詞

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  • すぽんじ王子

    すぽんじ王子

    ご意見・ご感想

    ご応募ありがとうございます。
    私のリクエストを反映する形で作詞していただきありがとうございます。
    添え書きもとてもイメージするのに助けになりました!

    2011/09/30 23:51:34

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