キミと待ち合わせの校門で
ガム噛みながらそら眺めてるアタシ
いつか迎えに来る人は きっと、グレープ色
見せ物みたいなアタシの姿
ウザイほどの好奇心の視線
もう慣れたけど 相変わらずのブルー
はやくきてよ
(まってるから)
はやく はやく
(あいたい、なんていってやらないけど)
待たせたら承知しないわ
(なにかおごってもらうんだから!)
でもきっと 笑顔で来るキミ
そしたらアタシ 怒れないから
八つ当たりじみた言葉をひとつ
「アタシを待たせるなんて!あんたいつからそんないい男になったの!」
キミと初めて出遭った公園で
缶を片手にブランコのうえのアタシ
揺れる鎖は音を鳴らして 誰を、呼ぶの?
ひとり呟くアタシの姿
誰もいないからなんか寂しい
認めたくないけど 相変わらずのブルー
はやくきてよ
(いつもいるのに)
はやく はやく
(逃げたのはアタシの方だけど)
待たせたら泣いちゃうんだから
(だれかになぐさめられちゃうかもよ!)
足音 顔をあげれば
見慣れた顔 困った瞳
八つ当たりじみた言葉をひとつ
「呼んでなんてないんだから!来たんならさっさと連れ帰って!」
素直になれない アタシの心
アリガトひとつ 言えやしない
でもいつか 絶対言ってやるんだから!
「アタシ以上にいい女なんていないんだから!せめて手放すんじゃないわよ!」
変われないのが 秋の空?
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